近年，少子化や核家族化，情報化など，社会の変化や家庭・地域社会の教育力の低下等により，子どもを取り巻く環境やそれによる子どもの育ちに変化が見られます。
　幼児期の教育は，生涯にわたる人格形成の基礎を培う重要なものであり，幼児教育に関わる全ての者が相互に協力し，それぞれの役割を果たしながら，教育の質の向上に取り組むことが求められています。
　徳島県教育委員会では，これまで「徳島県幼稚園教育振興プラン」（H15），「徳島県幼児教育振興アクションプラン」（H21），「徳島県幼児教育振興アクションプランⅡ」（H27）を策定し，幼稚園教育を核とした幼児教育の振興に取り組んでまいりました。
　平成２９年３月の幼稚園教育要領等の改訂や令和元年１０月からの幼児教育・保育の無償化により，幼児教育・保育への期待は更に高まっており，幼児教育・保育の質の向上が極めて重要となります。徳島県ではこのような社会の変化や国・県の動向を踏まえ，「徳島教育大綱」を定め，幼児教育の更なる振興・充実を図るための総合的な基本計画として「徳島県幼児教育振興アクションプランⅢ」を策定しました。

 

 

１　実施期間

　　令和２年度から令和６年度までのおおむね５年間

 

２　プランの概要

（１）目指す幼児教育
    〇人間形成の基礎を培う幼児教育
    〇幼稚園教育要領，保育所保育指針，幼保連携型認定こども園教育・保育要領の趣旨を踏まえた幼児教育
    〇全ての幼児に提供される質の高い幼児教育　

（２）基本方針
    〇基本方針１　幼稚園・保育所・認定こども園等における幼児教育の充実
    〇基本方針２　保育者の資質・能力及び専門性の向上
    〇基本方針３　発達や学びの連続性を踏まえた幼児教育の推進 
    〇基本方針４　特別な配慮を必要とする幼児への指導の充実 
    〇基本方針５　地域総ぐるみの子育て支援の推進

   

 

３　プランの全体版

 

　　徳島県幼児教育振興アクションプランⅢ.pdf

 

 

４　プランの概要版

 

　　徳島県幼児教育振興アクションプランⅢ（概要版）.pdf